詩のみずうみ 

割り切れない気持ちを割り切らないまま表現します              ※無断転載、印刷配布おことわり © 環つやこ 2014

いちょう

 

 

j-machiさんのブログ「九州ロマンチック街道」より、お写真をお借りしました。ありがとうございます。                                 http://kariud.exblog.jp/6863209

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 紅葉した葉が落葉していきます。桜吹雪も紅葉もきれいですが、わたしは落葉も美しいなと感じるこの頃です。東京では街路樹にいちょうが多く植えられています。江戸の町は火事が多く、その延焼を防ぐために、水分を多く含むいちょうがたくさん植えられたと聞いたことがあります。

 

いちょうの紅葉はまるで日光のよう、ひかりそのもののよう、発光しているように散り際にきいろくうつくしく色づきます。ふさぎがちな私の目の前にいちょうのきいろのひかりがぱーっと入ってくると、なにかはげまされているように感じるのです。

 

先日、買い物途中にいちょうのはが一枚、はらはらと落ちてきて、自転車かごに入ってきました。その瞬間、あらかわいい、てぶくろしているのねと私の勘違いの夢見が始まりました。あ、詩が書けそうと思っていると、「僕も~」と真っ赤な紅葉の葉っぱがしわしわになってかごに入ってきたときには、ひとりで笑ってしまいました。ごめんね、今回は紅葉くんは詩にはかかなかったけれど、もっと上手にこの瞬間を切り取れるようになるからね。

 

お楽しみいただければ幸いです。